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湯島・本郷・後楽周辺の賃貸オフィス・賃貸事務所の物件・相場情報

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賃貸オフィス特集(湯島・本郷・後楽エリア)

湯島

目次

  1. 1. 湯島・本郷・後楽エリアの特徴
    1.  1-1. 湯島・本郷・後楽の路線
    2.  1-2. エリア内に本社を置く有名企業
    3.  1-3. 湯島・本郷・後楽を管轄するビジネス関連の官公庁
  2. 2. 湯島・本郷・後楽エリアの賃料相場情報
    1.  2-1. 利便性の高さの割にオフィス賃料が割安
    2.  2-2. 中小の貸事務所の比率が高め
    3.  2-3. 隣接する水道橋、お茶の水エリアは家賃相場が少し高め
  3. 3. 湯島・本郷・後楽エリアの賃貸オフィス・事務所で知っておくべきキーワード
    1.  3-1. 東京ドームを中心にした歓楽エリアと伝統的なオフィス街
    2.  3-2. 春日・後楽園駅前の再開発
    3.  3-3. 実は東京大学関係企業が牽引する一大スタートアップエリア?

1.湯島・本郷・後楽エリアの特徴

後楽園

   湯島・本郷・後楽エリアは東京大学や東京ドームなどがある、都内でも比較的文化・教育関連の施設が多い町です。
東側にはオフィス街としての再開発著しい秋葉原やお茶の水エリアがありますが、これらの地域と比較するとオフィス賃料は安めに設定されています。ただし、オフィス街として昔から一定の需要があり、古くから湯島・本郷・後楽エリアに拠点を構えている企業も存在するものの、再開発が進んでおらず賃貸で大規模オフィスを確保するのはまだまだ困難なエリアです。
ただし、東京大学の研究室からスピンアウトした企業をはじめ、近年テクノロジー型のスタートアップ企業もたくさんオフィスを構えているエリアなので、実は今後、スタートアップの集積地としての町の発展が楽しみなエリアでもあります。

湯島・本郷・後楽エリアの路線

<都内主要駅へのアクセス:本郷三丁目駅基準>

 自動車  鉄道・バス  自転車
 新宿駅 20分(7.3km) 18分(都営大江戸線) 28分(6.9km)
 品川駅 24分(11.8km) 22分(丸ノ内線→徒歩→山手線) 46分(10.7km)
 丸の内(東京・大手町)駅 8分(2.4km) 5分(丸ノ内線) 11分(2.5km)
 羽田空港 28分(20.9km) 1時間2分(都営バス→山手線→東京モノレール) 1時間31分(22.3km)

<周辺の駅・路線>

  • 東京メトロ湯島駅:千代田線
  • 東京メトロ本郷三丁目駅:丸ノ内線
  • 都営地下鉄本郷三丁目駅:都営大江戸線
  • 東京メトロ後楽園駅:丸ノ内線、南北線
  • 都営地下鉄春日駅:都営三田線、都営大江戸線

エリア内に本社を置く有名企業

   PKSHA Technology、アウンコンサルティング、イチカワ、カイノス、シード、フィードフォース、フクダ電子、プロシップ、ミスミグループ本社、ヨネックス、東京ドーム など

湯島・本郷・後楽を管轄するビジネス関連の官公庁

税務署:小石川税務署 (〒112-8558 東京都文京区春日1丁目4番5号)、本郷税務署 (〒113-8459 東京都文京区西片2丁目16番27号)
都税事務所:文京都税事務所 (〒112-8550 東京都文京区春日1丁目16番21号 文京シビックセンター内)
年金事務所:文京年金事務所 (〒112-8617 東京都文京区千石1丁目6番15号)
法務局:東京法務局 (〒102-8225 東京都千代田区九段南1丁目1番15号 九段第二合同庁舎)
役所:文京区役所 (〒112-8550 東京都文京区春日1丁目16番21号 文京シビックセンター内)
※湯島、本郷エリアは本郷税務署、後楽エリアは小石川税務署の管轄となります。

2. 湯島・本郷・後楽エリアの賃料相場情報

後楽園2

   湯島・本郷・後楽エリアの賃料相場は上記のとおりです。もちろん住所、築年数、付帯設備によっても実際の家賃は異なります。20坪~30坪程度のオフィスであれば平均坪単価12,000円程度、200坪以上のオフィスでも平均坪単価20,000円強なので山手線の内側エリアの割にはオフィス賃料層が安くなっています。
ただし昔ながらのオフィス街で再開発も積極的に進められているわけではないので、大規模事務所は少なく、中小規模オフィスの割合が高くなっています。また全体に古めグレード低めの傾向があります。
家賃は高くなってしまいますが、グレード高め、新しめ、広めのビルを探すのであれば秋葉原・お茶の水エリアも一緒に探した方が良いです。

利便性の高さの割にオフィス賃料が割安

   湯島・本郷・後楽エリアは山手線の内側、秋葉原エリアに隣接した東京、上野方面にもすぐアクセスできる便利な立地にも関わらずオフィス賃料は安めに設定されています。20坪~30坪クラスは湯島・本郷・後楽園エリアで平均坪単価12,000円程度、200坪以上のオフィスでも平均坪単価20,000円強で借りられます。一方で秋葉原・お茶の水エリアになると20坪~30坪程度でも坪単価16,000円前後、200坪以上であれば平均坪単価30,000円以上になることもあります。
茗荷谷駅や新大塚駅付近のエリアを探すとこれよりもオフィス賃料相場が若干低いエリアもありますが交通利便性を加味するならば、湯島・本郷・後楽エリアは特にコストパフォーマンスの高いエリアだと考えられます。

中小の貸事務所の比率が高め

   東京大学、東京ドームなどの施設がエリア内で多くのスペースを占めており、低中層ビルの割合が多いので自然と、賃貸オフィスの数が少なくなり、特に大規模オフィスを確保するのは大変かもしれません。
また、オフィス街としての再開発があまり進んでいないエリアなのでリーズナブルな変わりにビルの平均的なグレードは人気オフィス街と比較するとどうしても低めになってしまいます。
湯島・本郷・後楽エリアに拘って物件を探すのであれば、地道に希望条件にあったオフィスを探した方が良いでしょう。

隣接する水道橋、お茶の水エリアは家賃相場が少し高め

   湯島・本郷・後楽エリアだけで希望条件に合致した物件が見つからない場合は、神田川を挟んで南部にある水道橋エリアも探してみると良いでしょう。水道橋エリアは、湯島・本郷・後楽エリアよりも若干賃料相場は高くなりますが、JR、都営地下鉄の水道橋駅があるので交通の便も良いエリアとなっています。
さらに東に進んでお茶の水エリアになると中小規模・大規模オフィス共に数が多くなり、賃貸の選択肢も豊富なります。20坪~30坪クラスであれば水道橋と同じく湯島・本郷・後楽エリアより1~2割高い程度ですが、大床面積オフィスビルになるとグレードの高いビルも存在するので3~4程度平均坪単価はあがります。
北西エリアの大塚や茗荷谷の方でオフィスを探せばよりオフィス賃料の低い物件が見つかる可能性は高いですが、秋葉原・神田から離れて立地が悪くなり、賃貸オフィスを探すのが難しくなるので注意してください。

3. 湯島・本郷・後楽エリアの賃貸オフィス・事務所で知っておくべきキーワード

   湯島・本郷・後楽と言えば東京ドームや小石川後楽園、東京大学などがあり比較的オフィス街としてのイメージが少ないエリアでもあります。ただし、利便性の高さから昔から底堅い需要のあるエリアであり、秋葉原・お茶の水の再開発に伴ってオフィス街としての湯島・本郷・後楽エリアの価値が見直される日もくるかもしれません。
現在は住宅施設を中心とした再開発が進んでいますが、いずれオフィスエリアとしての注目を集める日がくるかもしれません。というのも湯島・本郷・後楽エリアには東京大学があり、東京大学の研究室からスピンアウトしたスタートアップたちが現在注目を集めています。今後、産学連携によってさまざまな企業が誕生するビジネス街に変貌することが期待されます。

東京ドームを中心にした歓楽エリアと伝統的なオフィス街

   湯島・本郷・後楽エリアが位置する文京区は、「文」京と名の付くとおり湯島聖堂や昌平坂学問所があった教育機関が集中するエリアでした。明治以降も女子師範学校、東京大学が移転してくるなど引き続き教育機関が集中するエリアとして日本の発展を支え続けてきました。なお、小石川後楽園はもともと水戸徳川家の庭園として使用されていたエリアで、このエリアには水戸徳川家に限らずさまざまな武家屋敷が建てられていました。現在の町のシンボルとなっている東京ドームができたのは1988年のことで後楽園競輪場の跡地に建設されました。
東京ドームや後楽園、東京大学と共に歴史を語られることが多いこのエリアですが、1982年からトヨタ自動車が東京本社ビルを後楽に構えるなど、その利便性の高さから昔からオフィス街として底堅い需要のあったエリアです。街を歩けば昔からこのエリアでビジネスを続けている老舗企業が数多く発見できます。

春日・後楽園駅前の再開発

   このエリアで注目されているのが、春日・後楽園駅前の再開発です。「文京ガーデン」と名付けられた春日・後楽園駅前のエリアでは北、南、西街区の3エリアに分割され再開発が進んでいます。2018年に西街区で地上13階建ての「文京ガーデン・ザ・ウエスト」という小規模住宅、事務所が入居する複合施設、2020年には北街区で高層住宅棟の「パークコート文京小石川・ザ・タワー」、オフィス・商業棟の「文京ガーデン ノーステラス」が完成しています。さらに2021年にはオフィス棟の「文京ガーデン ゲートタワー」、住宅棟の「文京ガーデン ザ サウス」、保育施設の「文京ガーデン センターテラス」などが揃う南街区も完成予定で今後の湯島・本郷・後楽エリアをけん引する施設になると考えられます。

実は東京大学関係企業が牽引する一大スタートアップエリア?

   例えば、PKSHA Technologyという企業が近年AIベンチャーとして東京海上日動などの大企業と業務提携を結んで注目を集めていますが、この会社は東京大学の研究室からスピンアウトして誕生した企業です。同じくAI関連のスタートアップとしてメルカリに次ぐユニコーン企業として注目を集めているPreferred Networksも東京大学の研究からスピンアウトした企業でこのエリアに拠点を構えていました。また、ミドリムシの研究で有名なユーグレナも同様で東京大学の研究からスピンアウトした会社です。
このように湯島・本郷・後楽エリアは実は大学からのスピンアウトによって新しい有望企業が誕生する一大スタートアップエリアとしての可能性も秘めています。

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